お店めぐり

村上のお店 本間のり屋麩店。岩船の麩を味噌汁と煮物の季節に

村上市岩船上大町の本間のり屋麩店は、岩船麩・車麩・つぶし麩などを製造販売する店です。秋から初冬の味噌汁や煮物・鍋に合う麩を、公式サイトと市・観光協会の案内から紹介します。

お店めぐり 提供なし(自主取材)

仮の図です

村上市岩船上大町に、岩船麩[いわふねふ]をはじめとする麩を製造・販売する店があります。公式サイトでは「本間のり屋麸店」とも表記される本間のり屋麩店です。村上市観光協会のスポット案内と、越後村上物産会の会員紹介にも店名が載っています。価格や在庫、営業の時刻、連絡先はこの記事では書きません。秋から初冬の味噌汁や煮物、鍋の季節に合わせて、店の案内と公的な資料で確認できた範囲だけをたどります。

岩船麩と、店の品揃え

公式サイトによると、店主(職人)が選び抜いた小麦グルテンを用い、伝統的な製法で一つ一つ丁寧に作り上げており、機械による大量生産は行っていない、と紹介されています。いずれも店側の言い方です。

取り扱いの品として、公式サイトは岩船麸(岩船麩)、車麸、つぶし麸、細工麸、あげ岩船麸などを掲げ、通信販売や詰め合わせ・ギフトの案内もあります。越後村上物産会の会員紹介でも、村上の名産品・岩船麩をはじめ、車麩、あげ麩、つぶし麩を製造販売している、と書かれています。同会の会員紹介(店の自己紹介の文面)は、原料のグルテンにこだわり、つるりとした中にあるコシとぷるんとした食感が特徴、と店を説明しています(2023年11月28日更新の案内)。

村上市観光協会のスポット案内は、「港町・岩船に伝わる伝統の麩」として本間のり屋麩店を紹介し、おわんの形をしたお麩(岩船麩)を製造・販売している、と案内しています。岩船麩・くるま麩・あげ岩船麩・つぶし麩の名も挙げられています。

市が案内する特産・岩船麩(カテゴリ全体)

村上市公式サイトの「村上の特産品-岩船麩」は、製品カテゴリとしての岩船麩を紹介するページです(個別店名は本文にありません)。ふっくらとした丸型で「丸ふ」ともいわれること、古くは北前船の寄港地である岩船で特産品として生産され、北海道へも出荷されていたこと、味噌汁に、煮物にと趣のある味を楽しめること、が書かれています(2018年4月1日更新)。市の案内は特産カテゴリ全体の説明であり、本店単独の認定や推薦を示すものではありません。

公式サイトは、商品の岩船麩について、江戸時代後期頃、岩船地区に北前船が立ち寄ったことで加工技術が伝わり、製造が始まったと言われています、と説明しています。これは店側の言い方であり、市の特産案内は起源の年を特定していません。港町・北前船の歴史そのものは、むらかみてちょうの既存記事でも扱っているため、ここでは店の品と用途に絞ります。

つぶし麸について、公式サイトは、岩船麩を蒸気で蒸して押しつぶしたもので、船で数多く運ぼうと考えた北前船の船頭さんのアイディアから生まれた、との店側説明を載せています。汁物・煮物・酢の物など、岩船麩と同様に幅広く使える、とも案内されています。細工麸は味噌汁・お吸い物・酢の物などに、あげ岩船麸は菜種油で揚げたものとして、それぞれ公式サイトに用途の案内があります。

秋冬の汁物・煮物と、岩船の麩

味噌汁や鍋、煮物が増える季節に、麩は汁の具や煮込みの一品として使いやすい食材です。公式サイトは、毎日のお味噌汁に、煮物、鍋物、スイーツにといろいろな使い方でお麸を楽しめる、と案内しています。市の特産案内も「味噌汁に、煮物に」と書いています。

本間のり屋麩店は、その麩をつくり、通販で届ける店で、観光協会のスポット案内には店舗として載っている(岩船上大町)、というのが確認できた範囲です。公式サイトの告知には、書籍や雑誌で麩が紹介された旨の記載もありますが、書誌の詳細はこの記事では照合していないため、内容の正否は断定しません。

越後村上物産会の会員紹介の更新日は2023年11月28日、市の特産案内は2018年4月1日更新でした。公式サイト側には、この確認時点で明確な更新日表示を確認できませんでした。令和8年4月1日からの変更を知らせるお知らせが載っているので、少なくともその頃以降の内容を含みます。情報は変わり得るため、訪問や購入の前には各サイトと市・観光協会の最新案内で確認してください。

出典

出典・開示

開示区分 提供なし(自主取材)

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