お店めぐり

村上のお店 野澤食品工業。塩谷の蔵でつくる味噌と醤油

村上市塩谷の野澤食品工業は、越後味噌と丸大豆醤油をつくる蔵です。秋から初冬の味噌汁や鍋に合う調味料と、登録有形文化財の蔵を、店と公的資料の案内から紹介します。

お店めぐり 提供なし(自主取材)

仮の図です

村上市塩谷[しおや]に、越後味噌と丸大豆醤油をつくる蔵があります。公式通販サイトが「のざわ」の名で案内し、ブランドサイトでは NOZAWA と表記される野澤食品工業です。公式通販サイトによると、製造と販売、通信販売、本社直売所があり、申込み(予約)による製造所見学にも対応しています。価格や在庫、営業の時刻はこの記事では書きません。秋から初冬の味噌汁や鍋、煮物の季節に合わせて、店の案内と公的な資料で確認できた範囲だけをたどります。

味噌と醤油の蔵

ブランドサイトによると、野澤食品工業は天保7年(1836年)創業で、代々伝わる木樽を用い、昔ながらの製法で手作りの味噌と醤油をつくり続けている、と紹介されています。公式通販サイトは「創業190年の蔵」とも表現しています。いずれも店側の言い方です。

取り扱いの品として、ブランドサイトは二年熟成醤油「ふたなつ」と、ワイン樽熟成味噌「ふたたび」を掲げています。公式通販サイトでは、手作りの越後味噌(「雪っ子」など)や、木桶仕込みの丸大豆醤油、甘酒、糀なども案内されています。同サイトは「100年前に作られた木桶を使い、今でも生産を続けております」「木桶で作る醤油は、国内生産量のわずか1%」とも書いています。後者は店の説明文であり、この記事では数値の正否を断定しません。

村上市が掲載する「食材プレゼンテーション」の資料には、野澤食品工業株式会社が出展者として挙げられ、出品商品として「ふたなつ醤油」「ワイン樽仕込味噌 ふたたび」が載っています(一覧では「木樽仕込」、個別ページでは「木桶仕込」と表記されています)。商品の説明は出展者の記入によるもので、市が掲載する出展生産者情報に同店が載っている、という範囲での紹介です。この資料は平成31年(2019年)前後のもので、現在の状況とは異なる場合があります。

登録有形文化財の醤油蔵

公式通販サイトは、醤油蔵や店舗兼主屋などが国の登録有形文化財に登録された、と案内しています。文化遺産オンラインによると、「旧野澤豊五郎醸造醤油蔵」は明治期の木造平屋建の醤油蔵で、登録年月日は2016年8月1日、登録有形文化財(建造物)です。解説では、塩谷の集落を貫く通りから少し東に入った通りに面して建つ醤油蔵で、当地域における醸造業の営みを示す、とされています。同じく「旧野澤豊五郎醸造前蔵」も、醤油の仕込蔵として同日登録されています。

蔵の見学について、ブランドサイトは、醤油・味噌の工場や昔の町屋づくりの民家を見たいという希望に対応しており、申込みフォームから申し込む形だと案内しています。公式通販サイトは、あらかじめ予約があればスムーズに見学できる、と案内しています。人数の上限や申し込み方法、直売所の休みの扱いはサイトに書かれていますが、改定や臨時の変更もあり得るため、時刻や定休日の細部はこの記事では記しません。行く前に公式サイトの最新案内を確かめてください。

秋冬の食卓と、まちの蔵

味噌汁や鍋、煮物が増える季節に、味噌と醤油は毎日の味の土台になります。野澤食品工業は、その土台をつくる蔵として塩谷に残り、木桶仕込みの醤油や手作りの越後味噌を、通販と直売所を通じて届けている、というのが店の案内です。あわせて、ブランドサイトは、見学で歴史ある醸造所と主屋を見られると案内しています(その建物が登録された蔵と同じかどうかは、出典に書かれていません)。

公式通販サイトの更新日表示は令和8年9月25日でした。ブランドサイト側には更新日の表示がありません。文化遺産オンラインの該当ページも、掲載時点の内容です。情報は変わり得るため、訪問や購入の前には各サイトと市の最新案内で確認してください。

出典

出典・開示

開示区分 提供なし(自主取材)

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