お店めぐり

村上のお店 てんや味噌醤油店。城下町・小国町の木桶仕込み味噌と醤油

村上市小国町のてんや味噌醤油店は、味噌と醤油を製造販売する店です。観光協会や物産会などの案内から、木桶で仕込む味噌・醤油を秋冬の汁物の季節に合わせて紹介します。

お店めぐり 提供なし(自主取材)

仮の図です

村上市小国町に、味噌と醤油を製造・販売する店があります。村上市観光協会のスポット案内、越後村上物産会の会員紹介、MURAKAMI FOOD PRIDEの店舗紹介に「てんや味噌醤油店」の名が載っています。観光協会は「JR村上駅から徒歩で約15分」と案内しています。価格や在庫、営業の時刻、連絡先、住所の番地はこの記事では書きません。秋から初冬の味噌汁や煮物の季節に合わせて、公的な案内と店の紹介ページで確認できた範囲だけをたどります。

味噌と醤油をつくる店

村上市観光協会のスポット案内は、店を「創業約三百年」と紹介しています。同じページは、おすすめ商品に「てんや醤油【金撰】」を挙げ、「木桶にて2年間熟成」「塩分は13.9%とかなり控えめ」とも書いています。MURAKAMI FOOD PRIDEの店舗紹介も、同趣旨の文言で紹介しています(2021年9月3日更新)。むらかみやげ(2018年)は「村上で三百年以上続く老舗」という言い方です。いずれも各サイト側の言い方です。創業の西暦や元号の一次表記は、今回照合した市のPDFやスポット文には見当たらなかったため、年号の断定はしません。

越後村上物産会の会員紹介(2025年9月17日更新)によると、醤油は木桶による2年間の天然醸造で、塩分は約14%と低く、味噌も木桶で1年間の天然発酵で造っている、と書かれています。醤油の熟成「2年間」は観光協会・FOOD PRIDE・物産会で一致します。味噌の「1年間」は物産会の案内にあります。塩分の数値は観光協会が「13.9%」、物産会が「約14%」と表記が少し違うため、ここでは各出典の言い方を並記するにとどめます。

城下町・小国町の蔵と建物

村上市公式サイトに掲載された「歴史的風致形成建造物指定候補リスト(平成29年度追加分)」には、「てんや味噌醤油店(主屋・土蔵)」が候補として載っています。所在は小国町(旧町人町)とされ、建築年代は「主屋 大正6年(1917)」「土蔵 大正6年(1917)以前」と記載されています。これは「指定候補」のリストであり、登録有形文化財など別の制度と一括して「文化財」と呼ぶものではありません。候補追加の経緯は、平成30年3月9日の村上市歴史的風致維持向上協議会(第2回)の議事録(概要)にも触れられ、建造物所有者自らが指定の提案をしたこと、日本ナショナルトラストによる調査が済んでいることが記されています。その後に指定されたかどうかは、今回は確認していません。

秋冬の汁物・煮物と、むらかみやげの取材

味噌汁や煮物が増える季節に合わせて、味噌と醤油をつくる店を取り上げます。村上市観光協会の「むらかみやげ」特集(2018年3月12日公開)は、年に一度のみそ仕込みに立ち会った取材として、蒸したあとつぶした大豆に麹・塩・酵母液を合わせ、木桶へ移し替える様子などを紹介しています。同記事は、醤油について「塩分控えめ、少し甘口」、味噌について「みそ汁にすればふわっと麹が浮く、昔ながらの越後みそ」と書いています。いずれも2018年時点の取材文の言い方です。同記事は、紹介している商品価格・店舗情報等は取材当時のものと明記しています。品揃えや見学の可否は変わり得るため、この記事では当時の記述をそのまま現在の事実とは断定しません。

むらかみやげはまた、飲食店や土産物店でてんやの味噌・醤油が使われているとの取材側の観察を載せ、「てんやのみそ・しょうゆは、村上の味を下支えしているといっても過言ではありません」と書いています。これは取材記事の表現であり、公的な認定やランキングを示すものではありません。越後村上物産会の案内には、取扱商品として味噌・醤油が挙げられています。

情報は変わり得るため、訪問や購入の前には観光協会、物産会、FOOD PRIDE、市の最新案内で確認してください。

出典

出典・開示

開示区分 提供なし(自主取材)

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