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町屋の屏風まつり 第1回。城下町の奥で、屏風と向き合う一か月

2026年9月15日〜10月15日、村上市の旧町人町一帯で開かれる第26回・町屋の屏風まつり。客人をもてなした屏風の名残を、町屋の奥で見る。

見るまつり 提供なし(自主取材)

写真は掲載許可の確認中のため、仮の図です

秋の村上で、普段は入れない町屋の奥を、一か月だけのぞける催しがあります。城下町村上 町屋の屏風まつりは、旧町人町[きゅう-ちょうにんまち]一帯の町屋や商店で、各家が大切にしてきた屏風や民具を無料で公開するものです。

いつ、どこで

2026年は第26回。会期は9月15日(火)から10月15日(木)までです。時間の目安は9時から17時ですが、時間や休日は参加店ごとに違います。会場は村上市の旧町人町一帯。主催は村上町屋商人[あきんど]会です。掲載時点の案内です。

観光協会の案内では、2026年は48軒が参加しています。公開日は店ごとに違い、曜日を限って公開する店もあるので、全部を一度に回れるとは限りません。最新の参加店や地図は、観光協会の特集ページで確認できます。

車なら日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」から約5分、電車ならJR羽越本線「村上駅」から肴町上交差点まで徒歩約6分、と観光協会は案内しています。駐車は市内の観光駐車場を利用する案内です。

なぜ「屏風まつり」なのか

村上三大まつりの一つ、村上大祭(毎年7月7日が本祭り)は、かつては客人をもてなすために屏風を立てたため、「屏風まつり」とも呼ばれていました。観光協会の概要では、祭りの室礼[しつらい]として屏風を立てたと紹介されています。

時代が移り、今では村上大祭に屏風を立てる家も少なくなった、とされています。平成13(2001)年に始まったこの催しは、各家に伝わる屏風の数々を、町衆の心意気で町屋に飾り、見学できるようにしたものです。

屏風だけでなく、村上木彫堆朱をはじめ、民具や玩具など、その家が代々集めてきた品も見られます。まちが、さながら美術館や博物館のようになる一か月、と観光協会は紹介しています。

町屋の奥へ

村上の町屋は、通りに面して屋根が下がる「平入り」(切妻)が特徴で、両脇の家と密着して建ちます。狭い間口から入ると店舗があり、その奥に「うなぎの寝床」といわれる長い通り土間が続きます。片側には茶の間・居間・寝間・台所が並び、茶の間には神棚と仏壇がある、と観光協会は紹介しています。

藩政時代は間口の広さで税金が決められていたため、間口は狭く、奥へ長い造りになったといわれています。横が隣家でふさがれて暗くなるため、天窓や中庭を設けた家も多いそうです。

普段はなかなか入れない町屋の内部を、催しのあいだだけ見学できるのが、このまつりの魅力です。

見学のマナー

この催しは、参加店のご厚意で行われています。出入りのときは家の人にあいさつをし、展示物には触れないでください。まち歩きのときは、安全のため白線の内側を歩きましょう。主催者からのお願いです。

会期は10月15日まで。屏風と町屋の空気を、ゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。

つづく。次回は、町屋の中の暮らし(通り土間と茶の間)を取り上げます。

出典

出典・開示

開示区分 提供なし(自主取材)

出典は、本文の最後の「出典」にまとめています。

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