町屋の屏風まつり 第3回。村上の春、町屋の人形さま巡り
2026年春、村上市の旧町人町一帯で開かれた第27回・町屋の人形さま巡り。江戸から令和までの人形約4,000体を、60軒の町屋で巡る春の催しとして案内された。
見るまつり 提供なし(自主取材)
写真は掲載許可の確認中
第1回・第2回では、秋の屏風まつりと、町屋の通り土間・茶の間を見てきました。今回は、同じ旧町人町[きゅう-ちょうにんまち]で春に開かれる「城下町村上 町屋の人形さま巡り」を、2026年の開催案内に沿ってたどります。
春の風物詩、人形さま巡り
観光協会は、この催しを村上の春の風物詩と紹介しています。旧町人町一帯の町屋・商店などで、各家が代々大切にしてきた「お人形さま」を無料で公開するものです。主催は、屏風まつりと同じ村上町屋商人[あきんど]会です。
概要ページでは、城下町であった村上には、ひな人形をはじめ、武者人形や土人形など、多彩なお人形さまが残されている、とあります。どの人形も、その家の思い出や願いがこもった大切なものである、との紹介です。
参加する町屋や商店、個人宅を訪ねてお人形さまを巡り、まち歩きも楽しめる。普段はなかなか立ち入れない町屋の内部も見学できる機会だ、と観光協会は書いています。
2026年・第27回の案内
第27回の開催期間は、2026年3月1日(日)から4月3日(金)まででした。時間の目安は9時から17時ですが、時間や休日は参加店ごとに違います。会場は村上市の旧町人町一帯。見学は無料です。掲載時点の案内です。
観光協会のイベント案内では、江戸から令和までの人形約4,000体を、60軒の参加店で展示する予定、とされていました。軒数・体数は「予定」の数字として案内されたものです。公開の曜日や時間は店ごとに違うので、全部を一度に回れるとは限りません。
アクセスは、車なら日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」から約5分、電車ならJR羽越本線「村上駅」から肴町上交差点まで徒歩約6分、と観光協会は案内しています。駐車は市内の観光駐車場を利用する案内です。
屏風まつりと会場を同じくするこの催しは、町屋の奥に並ぶ人形を通して、春の城下町を歩くもう一つの入り口になります。第2回で見た通り土間や茶の間の空気も、人形さま巡りのときに重ねて感じられるでしょう。
見学のマナー
この催しは、各家のご厚意で行われています。出入りのときは家の人にあいさつをし、展示物には触れないでください。市内を散策するときは、安全のため白線の内側を歩きましょう。主催者からのお願いです。
秋の屏風、春の人形。町屋の奥で受け継がれてきた品に、ゆっくり向き合ってみてはいかがでしょうか。
つづく。次回は、村上大祭第3回——屋台の乗せ物と彫刻・堆朱——を取り上げます。
出典
出典・開示
開示区分 提供なし(自主取材)
出典は、本文の最後の「出典」にまとめています。
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