村上の食 第9回。越後本ズワイ、村上から糸魚川、粟島の浜に揚がるズワイガニ
新潟県の5漁協で組織する新潟越後広域水産業再生委員会がPRする、ズワイガニのブランド「越後本ズワイ」。新潟県のページにある選別基準と目印のタグ、村上市の特産品一覧での扱いを紹介します。
食べる 提供なし(自主取材)
前回は村上牛を取り上げました。今回は海の幸、ズワイガニのブランド「越後本ズワイ」です。
新潟はズワイガニのかくれた産地
新潟県のページによると、新潟県のズワイガニの水揚げ量は令和5年で全国5位です。味や見た目は有名な産地と変わらないものの、ブランドとしてはほとんど知られていなかった、と県は書いています。
漁業者の高齢化などの問題を抱えるなか、漁村を立て直す切り札としてズワイガニに目を向けた取り組みが、漁業者自身の手で始まった、と県は紹介しています。
村上市から糸魚川市、粟島浦村の5漁協で
平成29年、新潟県村上市から糸魚川市、粟島浦村までの5つの漁協でつくる「新潟越後広域水産業再生委員会」が、厳しい選別基準を満たした高品質なズワイガニだけを「越後本ズワイ」と名付けました。ブランドロゴは平成30年8月に商標登録されています。
村上市だけのブランドではなく、新潟の浜を広く結ぶ名前です。村上市の農林水産物PR動画のページも、特産品一覧の水産の品目に越後本ズワイを挙げています。
身入り指数という物差し
選別では、重さ(800g以上)や色つやのほかに、独自の「身入り指数」を使います。体重を甲羅の幅の3乗で割った値で、身がぎっしり詰まっているかの目安になります。新潟県水産海洋研究所が開発したスケールで測ります。
県のページにある選別基準は次のとおりです。
- 新潟県村上市から糸魚川市と粟島浦村で水揚げされたもの
- 身入り指数38以上のもの
- 脚がそろい、色つやが良いもの
- 泥を吐かせたもの
- 出荷時に生きているもの
目印はロゴのタグ
基準を満たしたカニには、出荷のときにブランドロゴを印刷したタグが付けられます。県のページは、店頭で買うときにはタグを確認するよう呼びかけています。
県のページは、最新情報として漁期の予定を載せています。冬の味覚として、出回る時期を確かめてから探してみてください。
つづく。次回も、村上の食を一つ取り上げます。
出典
出典・開示
開示区分 提供なし(自主取材)
出典は、本文の最後の「出典」にまとめています。