村上の食 第4回。岩船米、村上・岩船地域のコシヒカリ
村上・岩船地域で生産される「岩船米」。流通上の区分、名水と環境に配慮した栽培、食味ランキングの年産別の評価を、県・市・協会の案内に沿って紹介。
食べる 提供なし(自主取材)
秋になると、新米の話題が店頭や食卓に増えはじめます。新潟県の案内によると、村上・岩船地域で生産されるお米を「岩船米」といいます。本稿では、県・市・日本穀物検定協会の公開情報に沿い、呼び方と流通上の区分、水と栽培の配慮、食味ランキングの年産別の記録を整理します。
魚沼米・佐渡米とともに、別区分で流通
県によると、岩船米のコシヒカリは、魚沼米や佐渡米とともに、新潟一般コシヒカリとは別に区分されて流通している、とのことです。県のページには「おいしいお米と評価されています」とあります。
名水と清流、環境に配慮した米作り
県は、米づくりに欠かせない豊富な水源として、平成の名水百選の「荒川」「吉祥清水」、鮭や鮎が遡上する「三面川」「高根川」を挙げ、その水をいっぱい吸って岩船米は作られている、と書いています。コシヒカリについては、農薬と化学肥料の窒素成分量を地域の基準よりも低く抑えるよう、環境に配慮した米作りを推進している、ともあります。
県の締めの文では、農家が心を込めて作っていること、消費者に食べていただきたいことにも触れています。
食味ランキング——年産ごとに見る
日本穀物検定協会の食味ランキングは、協会が道府県から選出のあった産地品種について食味官能試験を行い、5段階で評価するものです。村上市のページ(2022年3月2日更新)によると、同協会の令和3年産米の食味ランキングで、岩船産コシヒカリが「特A」評価を受けました。全国152の産地品種について実施され、2年ぶりの「特A」だった、とのことです。
一方、協会が公表した令和7年産米の食味ランキング(令和8年2月27日発表)の表では、新潟・岩船・コシヒカリは、令和5年産が「A」、令和6年産が「A」、令和7年産が「A」です。令和3年産では「特A」、令和5年産から令和7年産まではAでした。
つづく。次回は、林間わさびを取り上げます。
出典
出典・開示
開示区分 提供なし(自主取材)
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