村上の自然 第5回。鰈山清水、大毎と高根を結ぶ峠道に湧く清水
村上市山北地区の大毎と朝日地区の高根を結ぶ広域農道の道路脇に湧く「鰈山清水」。峠付近の自然に近い清水の様子と、冬季閉鎖や2026年の通行止めなど訪ねる前の注意を、県と観光協会のページをもとに紹介。
見る 提供なし(自主取材)
前回の吉祥清水がある村上市山北地区の大毎(おおごと)と、朝日地区の高根(たかね)を結ぶ道の途中に、「鰈山清水(かれいざんしみず)」という清水が湧いています。新潟県の「下越地域の『新潟県の名水』」のページで、村上市の名水のひとつとして紹介されている清水です。
峠道の道路脇に湧く水
県のページによると、鰈山清水は、大毎と朝日地区の高根を結ぶ広域農道山北朝日線の道路脇から湧き出ています。観光協会のページは、その場所を広域農道山北朝日線の中間だと書いています。
県のページは、峠付近にあるため環境がよく、手軽に汲める自然に近い清水だ、と紹介しています。観光協会のページも同じように書いたうえで、多くの人が訪れる、と添えています。
観光協会のページで、鰈山清水は「深山の名水」と紹介され、所在地は村上市大毎となっています。
棚田をながめる道
観光協会のページは、山北地区側の広域農道の入り口から進むと棚田が望め、秋には実りで棚田が黄金色に染まる、と紹介しています。ただし、いまは道路の陥没のため、鰈山清水へは高根集落側からのみ通れる案内になっており、山北地区側から清水までは行けません(下の「訪ねる前に」もご覧ください)。
この道が結ぶもう一方の高根は、村上の食 第6回で、ヤマブドウの栽培が盛んな土地として紹介した集落です。
訪ねる前に、道の状況を確かめて
県のページによると、鰈山清水までのアクセス道である広域農道山北朝日線は、毎年11月中旬から5月中旬まで冬季閉鎖されます。観光協会のページにも、冬期間は雪のため通行できないとあります。
さらに、観光協会の交通情報(2026年6月2日掲載)は、鰈山清水付近の大毎地内で道路の陥没が起き、当面のあいだ、大毎地内から高根地内までの広域農道岩船北部線が通れないと伝えています。開通時期は未定で、鰈山清水へは高根集落側からのみ通行できる、という案内でした。この記事を書いた2026年10月5日時点でも、解除や開通の案内は見当たりませんでした。県と観光協会のスポット案内では「広域農道山北朝日線」、この交通情報では「広域農道岩船北部線」という名前が使われています。
県と観光協会のページによると、鰈山清水には駐車場がありません。
行き方や道路の状況は、下の県・観光協会のページで、掲載時点の案内を確かめてください。
つづく。次回は、平林不動滝を取り上げます。
出典
出典・開示
開示区分 提供なし(自主取材)
出典は、本文の最後の「出典」にまとめています。
シリーズの記事 村上の自然
- 村上の自然 第1回。笹川流れ、奇岩が続く約11キロの海岸
- 村上の自然 第2回。鈴ヶ滝、ブナ林の奥に落ちる落差55メートルの滝
- 村上の自然 第3回。荒川、3年連続で水質日本一になった平成の名水
- 村上の自然 第4回。吉祥清水、大毎集落が守り続ける平成の名水
- 村上の自然 第5回。鰈山清水、大毎と高根を結ぶ峠道に湧く清水いま読んでいる記事