村上の自然 第8回。ラジウム清水、山「日本国」の登山口近くに湧く清水
村上市小俣の県道52号沿い、標高555メートルの山「日本国」の麓に湧く「新潟県の名水」ラジウム清水。湧出量や名前の由来、登山道での位置、行き方を、県・環境省・村上市観光協会のページをもとに紹介。
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村上市小俣[おまた]に、「ラジウム清水」と呼ばれる清水があります。新潟県の「下越地域の『新潟県の名水』」のページで、村上市の欄に、吉祥清水のすぐあとに載っている清水です。
県の「新潟県の名水一覧」では、ラジウム清水の所在地は村上市小俣地内、選定年度は平成22年度となっています。前回の桃川のおたきさま(平成30年度)より前に選ばれた名水です。
珍しい名前の山「日本国」の麓から
県のページは、ラジウム清水を、珍名「日本国」(標高555メートル)という山の麓から湧き出ている清水だと紹介しています。湧出量は毎分約10リットルで、県道52号(山北関川線)沿いにあり、地域の人たちや登山者に親しまれている、とあります。環境省の「新潟県の代表的な湧水」のページにもほぼ同じ説明が載っていて、定期的に清掃管理をしていると書かれています。
山の日本国[にほんこく]について、村上市観光協会のページは、村上市と山形県鶴岡市の県境の稜線上にあり、すり鉢を伏せたような山の形から、別名を石鉢山とも呼ばれている、と紹介しています。毎年5月5日には山開きが行われています。
登山を始めて最初に見えてくる清水
観光協会が2025年5月5日の山開きの日に日本国へ登ったレポートでは、小俣集落にある二つの登山口のうち、小俣口から登り始めて、最初に見えてきたのがラジウム清水だったと書かれています。名前は、この山からラジウム鉱石が採れたことに由来するようだ、とレポートは紹介しています。
同じレポートには、登山道の途中にある鷹待場[たかまちば]の看板の言葉も載っています。看板には、ここで生け捕られて献上された見事な鷹を見た将軍が「とれた山は今後日本国と名付けよ」と言ったことが、「日本国」の地名の由来とも言われている、と書かれているそうです。
行き方と駐車場
県のページによると、日本海東北自動車道の朝日まほろばICから国道7号、県道52号を通り、鏡岩トンネルの出口の先まで、車で約45分です。観光協会の日本国のページでは、朝日まほろばICから車で約55分となっていて、ページによって目安の時間が違います。
駐車場について、県のページは、日本国ふれあいパークの駐車場(約30台)が使えるとしています。観光協会のレポートには、小俣口の登山口に日本国登山口休憩舎(トイレあり)と、20台が停められる駐車場がある、と書かれています。
観光協会のレポートは、登山の際は急な天気の変化やクマなどの野生動物に十分注意するよう呼びかけています。一般的な登山シーズンは例年5月5日から11月まで、とも書かれています。道の状況などは、下の県・観光協会のページで、掲載時点の案内を確かめてください。
つづく。次回は、四十手清水を取り上げます。
出典
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