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村上の自然 第1回。笹川流れ、奇岩が続く約11キロの海岸

村上市の浜新保から寒川まで、約11キロにわたって奇岩が続く海岸・笹川流れ。国の名勝及び天然記念物「笹川流」としての指定、名前の由来といわれる話、名前のついた岩を、市・文化庁・観光協会のページをもとに紹介。

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仮の図です

村上市の山北地区、日本海に沿って続く海岸に「笹川流れ(ささがわながれ)」があります。市の観光ページは、村上市浜新保集落内の「鳥越山」から、寒川集落内の「狐崎」までの約11キロメートルの海岸線を、笹川流れの区域として案内しています。

名前の由来といわれる話

市のページによると、笹川流れという名前は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地である笹川集落の名にちなんで呼んだものだといいます。

国の名勝及び天然記念物「笹川流」

笹川流れは、文化庁の国指定文化財等データベースに「笹川流」の名で載っている、国の名勝及び天然記念物です。指定は昭和2(1927)年9月5日です。

データベースの解説は、日本海の荒波に侵食された花崗岩の岬や岩礁が変化に富む奇景をつくり、白砂の浜辺もある美しい風景の地として、また海食海岸として、海岸線約11キロが指定されたと説明しています。指定当時の説明文には、洞窟や洞門、岩礁があることも書かれています。昭和53(1978)年には、指定地のうち集落の部分が解除されました。

市と村上市観光協会のページは、笹川流れが県立自然公園にも指定されていることを紹介しています。観光協会は、透明度が高く、波の浸食でできた奇岩が続く海岸だと書いています。

名前のついた岩

市のページは、笹川流れの風景は車からも眺められるものの、遊覧船に乗って海岸にそびえ立つ岩を眺めるのがポイントだと紹介しています。

ページで取り上げられている岩には、それぞれ名前がついています。大きな岩山がびょうぶのように立ち並ぶ「びょうぶ岩」、恐竜が両手をついている姿を連想させる「恐竜岩」、そして「眼鏡岩」。岩の中央に大きな空洞があり、大波が入ると洞窟の天井の穴から汐が吹き上がることから名づけられた「汐吹岩(しおふきいわ)」もあります。

源義経にまつわる名前の岩もあります。市のページは、義経が大きな景色に気づかず通り過ぎたとき、家来が景色を見せようと呼び戻したことが「君戻し岩(きみもどしいわ)」の名の由来だと伝えています。義経の労苦をねぎらうため、家来がこの岩を背に船上で舞を披露したという「舞子岩」、義経を笑わせたという「ニタリ岩」も紹介されています。市のページには、このほかにも数多くの岩があると書かれています。

詩に詠まれた景色

市のページには、石碑の紹介もあります。文人・頼山陽の子で、詩人であり幕末の志士でもあった頼三樹三郎が、男鹿と松島の景観をあわせもつ笹川流れの景色をたたえて詠んだ詩です。

訪れるときは

市は、途中に駐車場が数か所あるので、路上駐車はしないよう呼びかけています(掲載時点の案内)。

つづく。次回は、鈴ヶ滝を取り上げます。

出典

出典・開示

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出典は、本文の最後の「出典」にまとめています。

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