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村上の歴史 第6回。重要文化財・若林家住宅、村上藩の中級武家屋敷

村上藩の中級武家の屋敷だった国の重要文化財・若林家住宅。茅葺のL字型の平面と、侍屋敷らしい間取りが残ります。建築年代は市と文化庁の表記を並記します。

知る歴史 提供なし(自主取材)

写真は掲載許可の確認中のため、仮の図です

村上市の三之町に、国の重要文化財・若林家住宅[わかばやしけじゅうたく]があります。村上藩の中級武家の屋敷で、茅葺[かやぶき]のL字型の平面をもち、部屋割りが細かく土間が狭いなど、侍屋敷らしい特色が残る建物です。 第1回から第5回でたどった城と藩のあとを受けて、村上藩の武家の住まいの姿を見ていきます。市は「武家屋敷」、文化庁は「村上藩の中級武家」と記しています。

市の案内によると、昭和52年に国の重要文化財の指定を受け、保存修理工事を経て、ほぼ建築当初の姿に復元されている、とあります。文化庁のデータベースでは、重文指定年月日は昭和52(1977)年1月28日と記載されています。

建築の年代は、市と文化庁で示し方が異なる

建築の年代の示し方は、市と文化庁で異なります。市は「1800年代(推定)」とし、文化庁は時代を「江戸後期」、年代を「明和6火災後」、西暦を「1769」と記します。どちらか一方に揃えず、市と文化庁の表記を並記します。

文化庁の各棟情報では、文化財の区分名は「近世以前/民家」とされ、構造は桁行[けたゆき]16.3メートル、梁間[はりま]8.5メートル、寄棟造[よせむねづくり]、茅葺、北面および西面に庇[ひさし]が付き、東面に便所が附属(板葺)、南面の突出部は桁行7.6メートル・梁間8.0メートルの寄棟造・茅葺、と細かく記されています。所在地の番地表記は、市の案内と文化庁の記載で数字が異なるため、この記事では番地までは書きません。三之町にあり、市の案内ではおしゃぎり会館・村上歴史文化館と隣接する、とあります。

侍屋敷らしい間取り

文化庁の解説文は、村上藩の中級武家であること、茅葺でL字型の平面をもつこと、寄棟造・妻入[つまいり]の居室部に座敷部を突出させたものであること、部屋割りが細かく土間が狭いなど、間取に侍屋敷らしい特色があること、を書いています。

市は、復元された武家屋敷を見学できる、と案内しています。平成24年4月1日から、指定管理者が管理運営を行っている、ともあります。出かける前の最新の公開状況は、市のページで確かめてください。入館料・開館時間・連絡先は、この記事では書きません。掲載時点の案内です。

つづく。次回は、北前船寄港地としての村上と、日本遺産の追加認定を取り上げます。

出典

出典・開示

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